複数のサービスを1枚のカードで使用できるようにする個人認証カード(IDカード)用フォーマットです。
これまでのプリペイドカード、セキュリティカード等のICカードはシングルユースで使われてきましたが、
FCFでは独自のフォーマットの設計をしなくても容易に1枚のカードで複数のサービスを使うことが可能です。
学生証・教職員証など教育機関での個人認証IDカードとするための仕様で、学生・教職員・卒業生等であることを識別できる「身分識別コード」、どこの教育機関の学生・教職員であるかが識別できる「学校識別コード」を持っています。
これにより、教育機関での相互の利用(単位交換、施設共有など)を行うことができます。また、IDカードを利用した出欠管理、施設管理等も導入可能です。
自治体向け共通フォーマットは、市町村などの自治体が「職員」や「市民」等にさまざまなサービス利用のために発行しているIDカード(身分証や利用証等)のための共通フォーマットです。 「何処の自治体が何のために発行した利用証か」が分かる情報のほかに、サービスを利用するために必要な区分情報を持っており、きめ細かなサービス提供ができるだけでなく、利用証相互での利用や自治体相互での利用ができるような情報の共通化がされています。